15-27/MAR/2025 #WhatsHappeningInMyanmar

2025年3月15日から3月27日の2週間にミャンマーで起きたことです。

▶軍事評議会とMNDAの会談初日、ラシオ市の帰属をめぐって対立し、物別れ。
▶ミャンマー軍の空爆で、多数の民間人が犠牲になった。14日マンダレーで、子ども6人を含む27人の民間人が死亡、約30人が負傷。16日北部シャン州の僧院で僧侶9人と民間人5人の計14人が死亡。22日マグウェの村の診療所で、医師と妊娠中の妻、幼い息子を含む合計11人が殺害され、6人が負傷。
▶14日と15日マグウェの村で、ミャンマー軍兵士は村の防衛隊員の首を切って火を放ち、老人や子供を含む50人以上が人間の盾。
米連邦政府の助成金は15日朝に打ち切られ、VOA、Radio Free Asia、 Radio Free Europeなどの放送局の何百人ものスタッフは事務所への立ち入りを禁止され、記者証と事務所支給の備品を返却するよう求める電子メールを受け取った。
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 #WhatsHappeningInMyanmar
●詳しい日誌、出典は、下記をご覧ください。
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国内情勢

◆NUGは、軍事政権の民間人大量虐殺に対する国際社会の行動を呼び掛けた。ミャンマー政府の軍用機は金曜14 日と日曜16日に、マンダレー地方域の混雑した市場とシャン州の避難所をそれぞれ空爆し、子供や修行僧を含む民間人少なくとも41人が死亡した。

◆TNLAは17日、現在、マンダレー地方域モゴク郡区とシャン州北部クッカイ郡区の18~45歳の住民を民族武装グループの新兵としてリストアップ中であると語った。モゴク住民は、TNLAは訓練を受けたリス族とグルカ族の民族で構成された大隊を編成したと語った。

◆ミャンマーの原子力発電所建設計画は、ミンアウンフラインの最近のロシア訪問によって新たな弾みがついた。同国の核開発への野望は2000年初頭にまで遡る。

◆本日25周年を迎えたAAPPは、あらゆる力を尽くして使命を果たす決意を改めて表明する。ウィンミン大統領やアウンサンスーチー国家顧問を含むすべての政治犯の釈放、軍事独裁政権の終結、人権と民主主義の促進、正義の追求、そして将来の連邦国家の建設に向け、引き続き役割を果たしていく。

◆軍事評議会とMNDAは22日、中国政府の圧力を受け、昆明でラシオの領土分割をめぐって会合を開いた。3日間の会談の初日、軍事評議会代表はラシオ郡区の返還を要求したが、MNDAA代表はラシオ市の一部の地区の返還のみを希望し、何の成果もないまま緊迫した状況に終わった。

◆ラシオ市の軍事統制委員会は革命の殉教者と犠牲者の魂に祈りを捧げる盛大な断食式を開いた。

◆ネピドーでの軍事パレードで将校と兵士の間で衝突が発生し、中佐を含む18人が負傷した。衝突を仲裁するために、対テロ部隊が武力で介入せざるを得なかった。

人道問題

◆14日、ミャンマー中部マンダレーに軍の戦闘機が飛来し、多くの住民でにぎわう市場など、市街地の一部が空爆された。この攻撃で、子ども6人を含む27人の民間人が死亡したほか、およそ30人が負傷した。

◆3月1日から15日のあいだに、ミャンマー軍の空爆や重火器の砲撃により、市民92人死亡。

◆14日と15日、テロリスト軍の部隊がマグウェ地方域Yesagyo郡区のMyitaw村を襲撃し、村の防衛隊員の首を切って火を放ち、272軒の家屋を焼き払った。現在、Kan Oo村で老人や子供を含む50人以上を人間の盾として捕らえており、近隣の村々に重火器を発射している。

◆16日午後5時26分、軍事評議会の戦闘機が低空飛行して北部シャン州NawnghkioのSein Yadana Pariyatti僧院に4発の爆弾を2回投下し、機内から機関銃を発射した。この銃撃で僧侶9人と民間人5人の計14人が死亡した。NawnghkioはTNLAが支配している。

◆2月26日以降、マグウェ地方域YesagyoのYaylelkyun 地区で政権軍200人の軍隊が民間人17人とPDF隊員​​1人を殺害して約400軒の住宅に火をつけ、家を追われた住民数千人は食糧と医療を必要としている。

◆18日午前5時頃、軍事政権はカチン州バモー郡区のSing Hkan村を空爆し、民間人6人が殺害された。地上での衝突は起きていなかった。

◆AAPPが収集したデータによると、3月1日から21日までの間に、軍事政権は全国で合計45人(女性16人、男性29人)を殺害した。これらは検証された数字である。マグウェ地方域で最も多く30人が死亡した。空爆による死者が26人で最も多く、次いで銃撃が12人だった。

◆22日午前8時38分、軍事評議会のメイティーラー空軍基地のジェット戦闘機がマグウェ地方域ガンゴー郡区Nhan Kha村の診療所を爆撃し、医師と妊娠中の妻、幼い息子、診療所で治療を受けていた家族3人を含む合計11人が殺害され、6人が負傷した。この地域では最近、軍事政権軍と反軍事政権民兵の間で戦闘は起きていないと住民はRFAに語った。

平和的抗議・CDM

◆スイカは2色、外は緑、中は赤。 緑は軍事支援の党、USDB [Union Solidarity and Development Party]、または軍服の色を表しています。 つまり、緑はミャンマーでは軍事的または独裁政権を意味します。 赤は民主主義を表している。 「スイカ」とは民主主義を愛する政府関係者、内面では民主主義を支持するが、自分や家族への恐怖から国民に見せることは難しいということだ。組織の中でスイカ、特に軍隊や警察組織の中でいることは非常に危険です。

国際関係

◆VOA、Radio Free Asia、 Radio Free Europeなどの放送局の何百人ものスタッフは15日、事務所への立ち入りを禁止され、記者証と事務所支給の備品を返却するよう求める電子メールを受け取った。1996年に設立されたRFAは、中国、ミャンマー、北朝鮮、ベトナムなどメディアの自由がない国々に検閲のない報道を提供することを使命とし、編集上の独立性が保証されている。「国境なき記者団」は、この決定を「世界中の報道の自由を脅かし、情報の自由な流通を支持してきた80年にわたるアメリカの歴史を否定するものだ」と非難した。RFAの職員は語った。「収入がなくなるだけの問題ではない。身の安全を心配している職員や契約社員がいる。アジアの独裁国家で人知れず働いている記者もいる。米国にいる職員の中には、就労ビザが失効すれば国外追放になるのではないかと恐れている人もいる。」

◆Radio Free Asiaが受け取った助成金打ち切り通知によると、Radio Free Asiaとそのパートナーネットワークに資金を提供する米連邦政府の助成金は15日朝に打ち切られた。RFA は連邦政府の助成金によってのみ資金が賄われている。助成金打ち切りは、中国共産党を含む独裁者や暴君に対する報奨だ。

◆トーマス・アンドリュース国連ミャンマー人権状況特別報告者は、ミャンマーの人権状況について、「米国による突然の混乱した支援撤退は、すでに壊滅的な影響を及ぼしている」と発言。

◆タイ当局は、適切な書類がないことを理由に、プーケットにあるミャンマーの子供たちのための慈善団体が運営する学校を閉鎖した。この学校は、移民労働者の子供たち300人以上に無償の教育と食事を提供していた。

◆ 犯罪組織はなぜ増え、消えた?住民不安のミャンマー「詐欺拠点の街:ミャンマーの詐欺拠点を巡ってはミャワディが注目されましたが、タチレイ(タチレク)も「温床」の一つ。犯罪組織の流入が住民の暮らしにどんな影響を与えてきたのか、現地で探りました。

15-27/MAR/2025 #WhatsHappeningInMyanmar

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