Day: 2021年9月29日

第34週目 (9月20日~9月26日) 日誌

ミャンマー各地で国軍側による掃討作戦がつづき、避難を余儀なくされている住民たちは食料不足の危機にも直面しています。国軍側は、チン州、カチン州、マグウェ地方域、マンダレー地方域、ザガイン地方域の激しい戦闘が行われている地域でインターネットを遮断し、現地の情報が伝わりにくくなっています。CDM支援者や若者への弾圧が続いています。国軍系通信事業者Mytel通信塔の破壊や爆弾の爆発事件が続いています。全国各地で、クーデターへの平和的抗議活動が毎日行われています。国軍最高司令官が「10年以内にミャンマーをASEAN10カ国の中で最大の経済大国にする」と大言壮語する足もとでは、操業を停止する工場があり、為替両替市場では米ドルに対してチャットが急落しています。日本政府は、CDM参加の館員2名に代える国軍側派遣2名に外交官在留資格を与え、彼らはすでに在日ミャンマー大使館で勤務を始めています。

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