ミャンマー地震への国際人道支援について
The Irrawaddy (May 7, 2025) に掲載されたAdelina Kamal氏による論評「ミャンマー軍事政権による地震後の支配の舞台裏」を紹介します。ミャンマー大地震への国際的な人道支援についての重要なポイントが指摘されています。
The Irrawaddy (May 7, 2025) に掲載されたAdelina Kamal氏による論評「ミャンマー軍事政権による地震後の支配の舞台裏」を紹介します。ミャンマー大地震への国際的な人道支援についての重要なポイントが指摘されています。
国連機関、NGO、NUGが発表した、2024年12月末のミャンマーにおける人道・人権状況をまとめました。
ミャンマーの解放地域に開設された、CDMに参加した教師・教授が教える物理的(校舎をもち対面で教える)大学についての記事を紹介します。知られることの少ない「革命大学」ですが、カチン州総合大学(KSCU)医学部は、2024年、ドイツのフランクフルトにあるゲーテ大学と、医学部と看護学部の教育と学習に同大学が協力するという覚書を締結したそうです。
2013年10月末に同胞同盟が北シャン州で開始した「1027作戦」は、またたくまに北シャン州の重要拠点を制圧し、軍事政権軍はかつてない敗北を喫しました。
このメモは、「1027作戦」の目的と背景、この作戦を担う組織を理解するために私的にまとめたものです。この作戦がどう展開するのか、NUGあるいは他の少数民族武装勢力とどう連携しているのか、またミャンマーの連邦とミャンマーの民主化にとってどのような影響を及ぼすのか、中国がどう動くのか等々、分からないことが多くあります。
確実に分かることは、戦闘がつづけば犠牲になった民間人、兵士たち、苛酷な避難生活を送る人々が増えるということです。
この⼩⽂は、⺠主主義と⼈権の⼤義に揺るぎない献⾝を捧げ、多くの⼈びとの⼈⽣に忘れがたき影響を与えた、傑出したビルマ⺠主化活動家・⽇本における難⺠の⼈⽣を描いている。
3回目の非常事態宣言期間が終了する2023年7月31日を前に軍事政権は、状況を打開しようとして、政治・外交の場で新たな動きを見せているようです。現在の変化を見るときに大事なことは、大局的な見方だと思います。
ともすれば政治的・国際的・軍事的な目の前の動きだけに目を奪われがちですが、なかなか見えにくい民衆の動きについても目を向けることが大切だと思い、Tayzar San氏の最近のフェイスブック投稿を紹介します。
2021年の軍事クーデター以来、ザガイン地方域はミャンマーのすべての地方域や州の中でも特別大きな苦しみを背負っている。
この地域は、地質学的には広大な平原地帯で構成されており、主に仏教徒のビルマ族 (Buddhist Bamar) が住んでいる。……私はこの地方域の出身で、クーデターで最も大きな被害を受けた地域の出身だ。
4月11日、ザガイン地方域カンバルー郡区パズィージー村で地元コミュニティによる行政事務所開設を祝っていた住民の集会に対し、軍事政権のジェット戦闘機が最初に爆弾を投下し、続いてロシア製のMi-35攻撃ヘリコプターで機銃掃射を行い、近隣の村の住民を含め、168人(14 歳未満が25人)が殺害され、重体者が16人。
静まり返ったミャンマーの街
2月1日午前10時から午後3時まで、全国150の市町村では、クーデターに抗議する「沈黙のストライキ」が行われました。
静まり返ったヤンゴン、マンダレー、ザガイン地方域、モン州、カチン州の町、厳重な警備の中にもかかわらずヤンゴンのダウンタウンに掲げられた横断幕「あなたが参加すれば、この革命は間違いなく成功する」。
ミャンマーが国際社会に要望していることを、「国連常駐ミャンマー政府代表チョーモートゥン閣下による「Agenda Item 63:第77回国連総会本会議における人権理事会報告書」に関する声明 (ニューヨーク、2022年11月1日)」から紹介します。