第27週目(8月1日~8月8日)日誌

クーデターから半年がすぎ、ヤンゴン市内では「日常」生活に戻ったというような報道もありますが、多くの市民たちは国軍側の恐怖統治に表面上はおとなしくしているようです。Covid-19の感染は連日400人近い死者(国軍側発表)が出る深刻な状態で、在住日本人も4人亡くなりました。国軍はこれをも民主化勢力を弾圧する武器として利用しています。8月2日から6日まで、ASEAN関連の一連の会議(オンライン)が開催され、ブルネイのエルワン第2外相がASEAN特使に任命されました。

8月1日

1日、国軍側「国家統治評議会」、議長で国軍トップのミンアウンフライン総司令官を首相とする暫定政府が発足したと発表、2023年までに総選挙実施と再度表明。

1日、国軍側保健省、 Covid-19 の感染による死者が連日400人近いと発表。

1日、英国連大使、2週間以内にミャンマー人口の半分が Covid-19 に感染する可能性を警告 。

1日、ヤンゴン在住の50代日本人男性、Covid-19に罹患して死亡 (3人目)。

8月2日

2日、NUG、暫定政府の設立はいかなる法律にも合致しておらず、国家と国民の権利を侵害するもので非合法組織であるとの声明を発表。

2日、ASEAN、外相会議開催 (6日まで;オンライン形式で)ミャンマーからは国軍側のみ参加。ミャンマー問題の解決を図るためのASEAN特使としてブルネイのエルワン第2外相を決定

8月3日

3日、国軍側ミャンマー中央銀行、「管理変動相場制」から「チャットの対米ドル参考レートを中銀が定める管理フロート制度」に変更すると発表。

3日、NUG、定例会 (2021年17回) 開催。「革命が長引くほど、人々の命は失われる。人々はD-Datを楽しみにしている。しかし、全国規模では、D-Dayは決まった日というよりも革命的なプロセスなのだ」

3日、日ASEAN外相会議で茂木外相、ミャンマー国軍側に対して「5つのコンセンサス」の速やかな履行、特使の派遣、全ての当事者との対話の開始など目に見える建設的な対応を求める。

8月4日

4日、第11回東アジア首脳会議 (EAS) 参加国外相会議。

4日、ヤンゴン在住の60代日本人男性、 Covid-19 に罹患して死亡 (4人目)。

8月5日

5日、フレンズオブメコン閣僚会合。

8月6日

6日、ヤンゴン市内で2件の爆弾爆発。前日も4件発生。

6日、NUG外相、第54ASEAN外相会議を通じて、ブルネイ副外相がビルマの特使に任命されたことを歓迎し、軍事評議会がASEAN関連の会議でビルマを代表していることに懸念を示した

6日、日メコン外相会議で茂木外相、国軍側に対して拘束している関係者の解放、民主的な政治体制への早期回復を強く求めるとともに、先般ミャンマー側が発表した昨年の選挙結果の無効化についても懸念を有している旨を伝達

6日、第28回ASEAN地域フォーラム (ARF) 閣僚会合。

6日、米国、ビルマ国連大使チョーモートゥン暗殺未遂で、在米ビルマ人2名逮捕と発表。2名は、タイの武器商に雇われたと供述。

6日、在ミャンマー日本大使館、8月中のANA便による一時帰国の検討を推奨。

8月8日

8日、CDM参加のマンダレー医科大学外科講師、6月13日に逮捕され拘留中にCovid-19に感染したが十分な治療を受けられず死亡。

8日、1988年8月8日の8888蜂起記念日を記念し、各地でフラッシュデモ

8日午後9時ごろ、マンダレーの中央刑務所から待遇改善・反クーデターの叫び声が聞こえ、直後、刑務所内で数発の大きな銃声。その後の報道によると、女性収容房から抗議が始まり、一部の刑務所職員が同調したが、軍事テロリストが所内に入り、弾圧。38名が拷問・暴行を受け拘禁された

第27週末

国軍の弾圧による犠牲者は87日までに960人。

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