23-29/JUL/2023 #WhatsHappeningInMyanmar

2023年7月23日から7月29日までの1週間にミャンマーで起きたことです。

▼ネピドー刑務所に収監されているアウンサンスーチー氏が軍事政権政府施設に移送されたというニュースが流れ、NLD関係者も確認したという。

アウンサンスーチー氏が下院議長、中国のミャンマー問題特使と会談したとの憶測も広がる。

マレーシア首相はこれまでの断固とした態度を一変させ、フィリピン大統領との会談において、ミャンマー軍評議会と非公式に対話をすべきとの見解を述べた。

新2万チャット紙幣を7月31日に発行するとの発表後、ミャンマーチャットの価値が急激に下落。金や外貨の取引が停止し、物価が高騰。

NUGは新2万チャット紙幣発行に対し、違法に国権を奪取した軍の指揮下にある組織が発行する紙幣は無効だと宣言。新紙幣発行は軍備調達のために行われ、国民の生活をより苦しめることになると非難。

▼ヤンゴン市で住民、とくに若者への居住地調査が強化され、取締りが行われ、逮捕者が出ている。

▼連邦政府、州/連邦単位協力委員会、カレンニ州暫定執行評議会(IEC)およびカレンニ州諮問評議会(KSCC)の間の最初の調整会議が開催された。(参照⇒https://qr.paps.jp/gGeAS)

▼UNHCRの報告書によると、6月~7月にかけての5週間にザガイン、タニンダーリ、マグウェ、バゴー東部の4つの地方域とチン、カチン、カレン、カヤー、モン、シャンの5つの州で国内避難民数が5万人近くに急増

▼ザガイン地方域インマービン郡区で、軍が15〜16歳の少年4人を含む住民8人及びPDFメンバー6人を射殺。激しい拷問の痕がある。

▼カレン州ミャワディ周辺で、KNUらが占拠した軍事政権軍の基地をめぐり、両者が激しい戦闘をつづけている。この戦闘中、政権軍の大隊司令官および副司令官が戦闘命令に従わず、拘束された。

▼モン州、ザガイン地方域、マンダレー地方域の村
を、軍が重砲を撃ち込み住民が死傷し、多数の住民が拘束され、周辺の村の住民は避難。

目   次

国内情勢

◆Khit Thit MediaのYouTube チャンネルがハッキングされた。

63の政党が、軍事政権の新しい政党登録法に基づいて再登録を申請した。これらのうち、軍の代理である連邦団結発展党を含む 34 の政党が連邦選挙委員会 (UEC) によって承認されてた。 NLDを含む40の政党は、UECへの再登録を怠ったとして、3月28日に政権によって解散させられた

◆7月後半からヤンゴン軍管区司令本部が市内の各郡区及び地区行政事務長に対し、世帯票に名前が登録されている住所を正当な理由なく不在にしている若者を特定し、身分事項や不在となった日付,理由等を調査するよう指示。夜間外出禁止令違反者の取り締まりも強化され罰金又は拘禁刑が科されている。

ネピドー刑務所に収監されているアウンサンスーチー国家最高顧問は、軍事評議会によってDeputy Minister (ဒုတိယဝန်ကြီး) が住んでいるネピドーの家に移送された、と刑務所に近い関係者が明らかにした。タイ外相が面会した場所は、刑務所外だった可能性もある。(BBC Burmese, 2023年7月25日 19:55)

◆NLDの関係者は28日、匿名を条件にAFPに対し、「アウンサンスーチー氏は24日夜に政府高官用施設に移された」と語った。また、氏が同国下院議長のティクンミャット氏と会談し、同国を訪問中の中国のアジア問題担当特使の鄧錫軍氏とも会談する可能性が高いことを認めた。

◆28日、連邦政府、州/連邦単位協力委員会、カレンニ州暫定執行評議会(IEC)およびカレンニ州諮問評議会(KSCC)の間の最初の調整会議が開催された。

経済ビジネス

◆ミャンマーで新2万チャット札が発行されるというニュースが昨23日に出て、今日は多くの人が買い出しに走っているようです。

◆7月25日のNUG閣議で、ドゥワルシーラ大統領代行は、軍事政権による2万チャット新札発行が軍備調達のために行われ、国民の生活をより苦しめること、NUGが準備している新しい技術を用いたSupring Development Bankはミャンマーチャットの弱点を補う国民の期待となるはずであると強調した。(Acting President Duwa Lashi La, 2023年7月25日 20:30)

◆軍評議会が発行を発表した新紙幣2万チャット札について国民統一政府NUGが27 日、違法に国権を奪取した軍の指揮下にある組織が発行する紙幣は無効だと宣言。暴力行使に必要な資金獲得のための応急措置にすぎないと非難。発行発表後に金や外貨の取引が停止、物価が高騰。軍はインフレリスクを否定。

人道問題

◆サイクロン・モカの襲来から2ヶ月が経ったラカイン地域では復興活動が行われており、緊急支援が依然として必要であると、サイクロン・モカ緊急救援再定住委員会(ERRCA)が7月14日に発表。

◆国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が6月と7月に発表した報告書によると、5週間の間にザガイン、タニンダーリ、マグウェ、バゴー東部の4つの地方域とチン、カチン、カレン、カヤー、モン、シャンの5つの州で、国内避難民数が5万人近くに急増

軍事政権による恣意的な逮捕、殺害、暴力

◆23日午後10時〜午前2時にかけてヤンゴン市サンジャウン郡区ミェーニーゴン地区シャンゴン通りを軍用車4台、警察車両3台で到来した兵士らが封鎖し店舗や住宅に立入り、宿泊客名簿調査を実施。ソーピェーレストランの上階の男性寮に住む市民5人が後ろ手に縛られた状態で連行されたまま消息を絶っている

軍事政権による国民・財産への攻撃

ザガイン地域インマービン郡ソンジャウン村で軍が21日、住民を虐殺。100人程度で編成される軍部隊が午前2時に村に侵入。住民の証言によれば、15〜16歳の少年4人を含む住民8人及び市民防衛隊PDFメンバー6人が射殺された。激しい拷問の形跡があったという。

◆カレン民族同盟KNU第1旅団の影響下にあるモン州タトン郡で第9軍軽歩兵大隊と第314大砲大隊が重砲を撃ち込んだことでカザイン村の35歳の女性が負傷。一帯の村の住民計2892人が避難。砲撃は21日に開始,少なくとも砲弾15発が撃ち込まれたという。

ザガイン地域キンウー郡シュエヤミン村を23日,軍が重火器で攻撃。11歳の少年を含む住民3人が負傷。重体だという。周辺5村の住民計約4千人が避難した。

◆Wetlet Information Networkによれば、マンダレー地域マダヤー郡ニャウンオウッ村で淡水漁業を営む50代男性と15歳の娘が24日、村内の池で、軍部隊の兵士による銃撃を受けた。男性は上腕に被弾し死亡。娘は負傷。さらに同村の住民20人が拘束された。軍部隊は現在も村に駐留しているという。

マンダレー地域ダベイッチン郡セーズィンゴン村を兵員200人程度で編成される軍部隊が27日に侵攻。子供を含む住民80人超を拘束。住宅2棟を焼き払った。拘束された住民の一部が炎天下に放置される等の拷問にかけられている。

平和的抗議・CDM

「世界が存在する限り、我々は降伏しない」と書かれた横断幕。Phyo Zeya Thaw、Ko Jimmy、他2名の処刑1周年にあたり、ヤンゴンの横断橋に掲げられた。

武装抵抗・PDF・戦闘

◆政権軍第44軽歩兵師団第2軽歩兵大隊(LIB)の司令官と副司令官が21日、カレン州の国境の町ミャワディ付近でのKNLAや連合抵抗軍との戦闘中、戦闘命令に従わず、同大隊本部に拘束された。KNLAらは、3日間の戦闘を経てミャワディ近郊の丘の上にある軍事政権の前哨基地を占領した。

◆KNUによると24日と25日、KNUと同盟の抵抗軍が21日に占領した山の戦略拠点を政権軍が取り戻そうとしたため、カレン州ミャワディ郡区で衝突が再開した。

◆23日、マグェー地域パコックー郡のパコック-イェーザジョー道路上に地元市民防衛隊Young ForceとShwe Nyar Myaeが共同で仕掛けたリモート爆弾3発のうち軍部隊の通行時に2発が爆発。不発爆弾の除去作業を終えた軍部隊を、市民防衛隊が別の場所にリモート爆弾を仕掛けて待ち伏せ攻撃。軍兵士5人が死亡。

国際関係

外務省はNHK Worldの取材に対して、ODAは「ミャンマー国軍を直接支援していない」と主張。これは嘘です。 現地メディア「ミャンマー・ナウ」とHRWの調査で、日本政府が現在も継続しているバゴー橋建設事業が軍系企業を利していることが分かっています。

◆アンワル・マレーシア首相は、クアラルンプールを訪問中のマルコス・比大統領との会談において、ミャンマー軍評議会と非公式に対話をすべきとの見解を述べた。5つの合意遠確実に履行するにあたり緩急をつけた対応が必要。対話の道を開いておくべきと発言し、これまでの断固とした態度を一変させた

◆日本がミャンマー軍事クーデター集団をASEANおよびG7法相会議から除外したことは、正しい方向への一歩としてミャンマーの市民団体から歓迎されている。

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