4-10/DEC/2023 #WhatsHappeningInMyanmar

2023年12月4日から12月10日までの1週間にミャンマーで起きたことです。

▼1027作戦で劣勢に陥っている軍トップをはじめ軍事政権から兵士補充や民族武装勢力の動きをけん制する発言が相次ぐ:
脱走兵の復帰を歓迎する
*民族武装勢力は政治的に問題を解決すべきだ
*武装勢力が「愚かな」行動を続ければ、国が崩壊する可能性がある
AAをテロ組織と表現
*軍在籍中の犯罪等で実刑判決を受け全国各地の刑務所に収監されていた元軍籍者全員に対し、再び兵役に就くことを条件に恩赦
*武力紛争を早期に終結させるためには、軍と治安部隊に加え、国民の協力と参加が重要

▼軍の空爆・砲撃が激化し、犠牲者、避難民が急増

▼ザガイン地方域で働く非CDM職員・警官など150人がNGU側の呼びかけに応じ帰順

▼深刻な外貨不足で燃料輸入が滞り、ガソリンスタンドには長蛇の列、ミャンマー中央銀行は今後、外貨の基準為替レートを設定しないと発表

ロシアから高官が来訪。軍事政権外相はメコン流域外相会議に出席した中国で王毅外相と会

ロヒンギャ難民が相次ぎ漂着しているインドネシアの大統領が、人身売買の疑いを指摘し、国際社会に解決を求める

詳しい日誌、出典は、下記をご覧ください。

目   次

国内情勢

◆3日、「脱走兵の復帰を歓迎する」と軍評議会が発表。復帰する意思があればとがめられることなく職務に復帰できる。

ミンアウンフライン氏は4日にネピドーで開かれた会合で、民族武装勢力は政治的に問題を解決すべきだと述べた。同氏は、武装勢力が「愚かな」行動を続ければ、国が崩壊する可能性があると警告した。

NUG第38回閣議。NUG大統領代行は「政府関係者全員が春の革命の動向と国際世論を常に監視することを期待する」と述べた。 国際政治情勢に目を向け、国内情勢を改善するための措置を講じ続ける必要がある。 また、近隣諸国の態度や行動にも特別の注意を払い、春の革命に対する適切な支援に努める必要がある

ザガイン地域カター郡国民統治組織が軍評議会の下での職務を続ける職員らに対し,14日までに職務を放棄し役所内の書類や国有財産と共に国民統一政府NUG側に帰順するよう2度に渡り呼びかけたところ,これに応じる形で,これまでに職員100人超,兵士,警察官,刑務所職員計44人が帰順した。

◆アラカン軍AAと軍評議会軍との間で戦闘が激化。AAは3日,軍評議会の役所機関所有の車両9台を強奪した旨を軍評議会報道官が発表した際,AAをテロ組織と表現。NLD政権下にあった2020年3月23日に軍はテロ組織認定したが,クー後の2021年3月11日に解除。解除後テロ組織であるとの認識が示されたのは初めて。

◆クーデター後初めて開かれたダザウンダイン満月の祭りシャン州タウンジー市で厳重な警備の下、開かれた。地元住民は伝統様式とは異なるスタイルで軍主導で行われたことやシャン州内で戦災避難民が大量に発生している中、祭りに興じることに反発し参加をボイコット。参加したのは外部の人間だという。

◆軍トップは7日、逃亡罪、規則違反、軍在籍中の犯罪等で国軍法により実刑判決を受け、全国各地の刑務所に収監されていた元軍籍者全員に対し、再び兵役に就くことを条件に恩赦を与えた。兵役に就く期間は刑期もしくは本人の希望に準ずるという。兵役を拒否した場合は再び収監されることになる。武器を与えられて一般社会に解放される数は、千人以上になる可能性がある。

◆カレンニー(カヤ―)州の「1111作戦」で革命勢力が救出したNon-CDM(市民不服従運動CDMに参加していない)職員のうち、ロイコー大学学長を含む8人にパルソー郡裁判所が12月5日に罰金170万チャットを科し、釈放した。

◆8日に開催されたピンウールインの国軍士官学校軍の65期生卒業式において軍トップは「国軍を快く思わない市民組織や武装組織がSNSを使用して国軍を貶めるようなフェイクニュースを流して勢力を減少させ崩壊させようと企てているが、国軍は決して倒れない」と発言した。

◆8日、軍評議会報道官ゾーミントゥンの発言。「我が国は独立以来、武力紛争に直面してきた。武力紛争を早期に終結させるためには、軍と治安部隊に加え、国民の協力と参加が重要である。」

経済ビジネス

◆軍事政権が管理するミャンマー中央銀行(CBM)は今後、外貨の基準為替レートを設定せず、銀行や認可を受けたディーラーがレートを決定できるようにする、と6日に軍事政権メディアが報じた。 CBMは決定の理由を明らかにしなかった。

◆ヤンゴン、マンダレーなど大都市では燃料を買うために、一晩中、ガソリンスタンドで列に並んで車の中で寝たり、道路脇の蚊帳の中で待ったりしている。

人道問題

◆包囲されたカヤー州の州都ロイコーから避難するとき、(連れて行ってもらえず)「見捨てられた」国連の地元ボランティア。 ミャンマーの多くの国内NGOは植民地的で搾取的だ。 彼らは地元住民を「拡大可能な労働者」としかみなしていない。

◆軍評議会による 空爆や重火器砲撃による民間人の死者は、10月の28人が、11月には196人となり、7倍に急増。

◆同胞同盟が作戦1027を開始して以来、シャン州北部Nam Hpat Karの9つの村で激化する砲撃から逃げることができない、出稼ぎ労働者を含め、高齢者、妊婦、幼児、人々の生活は、道路封鎖、停電、通信障害、医療支援の欠如により危険にさらされている

◆中国国境のフェンスの下で壕を掘るミャンマー・シャン州の避難民。時折、砲声が聞こえる。砲弾や銃弾から身を守ろうという必死の思いがひしひしと伝わる。

軍事政権による恣意的な逮捕、殺害、暴力

◆今年6月に市民的不服従運動CDMに参加する公務員と国民防衛隊PDF支援と爆発物所持の嫌疑のもと拘束されパテイン刑務所に収監されていたエーヤーワディ地域パテイン市在住の22才の女性と35才の男性に対し、同刑務所特別裁判所は30日、52条(b)、54条、505条(b)に基づき禁固22年を言い渡した。

軍事政権による国民・財産への攻撃

◆カヤー州の州都ロイコーにあるロイコー市場は10日、軍事政権軍の砲撃によって焼き払われた。

平和的抗議・CDM

◆”軍評議会廃絶:国民の長寿と健康の向上!! ” ――ミャンマー中の CDM 医療家族が7 日、軍事独裁政権 (#MilitaryDictatorship) を打倒するための写真キャンペーンを実施した。

◆2023年12月7日、ヤンゴンの青年組織がビルマ建国記念日に革命の旗を掲げる。 反植民地主義から軍政との闘いまで反体制活動に身を捧げたルドゥ・ドゥ・アマー(作家、ジャーナリスト、活動家、1915~2008年)の有名な言葉: “Dictators can never get out alive (အာဏာရှင်ဆိုတာ ဘယ်တော့မှအရှင်မထွက်ဘူး)”

武装抵抗・PDF・戦闘

◆2日以来、カレン民族解放軍(KNLA)と同盟部隊は、バゴー地方域Kyaukkyi郡区Mone町にある軍事政権の重要拠点を攻撃している。Mone町はネピドーの南172km、ヤンゴンの北西241kmにあり、占領されれば2つの主要な軍事政権の中心地の間で制圧される最初の町となる。

◆現在カレン州コーカレイ郡及びモン州チャイマヨー郡で、ボー・エーセーワ率いる抵抗勢力同盟部隊Lion Battalionと軍との間で激しい戦闘が続いている。Lions Battalionによれば、軍側は意図的に民家に向けて戦闘機を使用して空からの銃撃や空爆を行っており、多くの住民が避難を余儀なくされている。

◆ミャンマー 戦闘激化で軍兵士投降相次ぐ。NHKのインタビューに、投降したミャンマー軍将校が内情明らかに、「53人いた部下のうち、25人が戦死した。生きていられるだけ自分たちは幸運だった」と語った。

国際関係

◆5日、ロシア高官がミャンマー訪問、安全保障協力を協議。

◆市民団体が、ASEANは、ミャンマーの各勢力に対して「包括的な対話」の実現を求めるのではなく、人道・戦争犯罪に対する国軍とミンアウンフライン総司令官の責任追及に変更するよう要求。

◆ベトナム外務省、ミャンマーの紛争地域からベトナム人の避難開始と発表。今回ベトナムに帰国の338人を含め、すぐにでも帰国できるベトナム人は800人以上いて、大半が若者で、残りは子供や乳児、妊婦。人身売買の被害者もいる。

◆6日、第8回Mekong-Lancang外相会議に出席した軍事政権のタンスウェ副首相兼外相は、北京で王毅外相と会談し、両国間の互恵協力推進、国境地帯の安全・平和・安定維持のために両国法執行機関の緊密な連携、違法薬物や人身売買・オンライン詐欺の完全な排除等に関する事項について意見交換した。中国はミャンマーの和解実現と政治移行を期待。情勢安定へ早期和解を。

◆岩間公典・駐バングラデシュ日本大使がバングラディシュのコックス・バザールを訪問、「ロヒンギャ避難民が生きていくためには、人道支援が必要です。彼らのことを見過ごすことはできません」と。

◆6日、インドネシアインドネシア西部アチェ州サバン島で地元住民が、漂着のロヒンギャ難民に抗議デモを行い、一部が警察と衝突 。

◆東ティモール大統領はミャンマー軍兵士たちに対し、国民を殺さず、一発の銃弾も発砲せず、国の新たな扉を開くよう促した。

◆インドネシア・アチェ州に10日、ロヒンギャ約200人ずつを乗せたボート2艘が漂着。インドネシアのウィドド大統領がロヒンギャが漂着するケースが増えており、人身売買の疑いがあるとして8日、問題解決に向け協力を国際社会に求めたばかりだった。

◆中華人民共和国遼寧省大連市の関連司法機関は、サイバー犯罪などの罪で、傀儡集団コーカンのメンバー、ウ・パ・ソッチアン(ဦးပယ်ဆောက်ချိ)ら10人に逮捕状を発行した。

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