19-27/NOV/2023 #WhatsHappeningInMyanmar

2023年11月19日から11月27日までの9日間にミャンマーで起きたことです。

1027作戦から全国規模の作戦(Nationwide Operation)へ:
3兄弟同盟が11月27日から作戦のフェーズを全国規模に発展させ、ヤンゴン、ネピドー、マンダレーに移行すると発表。NUG大統領代行は、同盟との信頼関係を時間をかけてある程度築いてきたと述べ、連携をアピール。
NUGと抵抗勢力は協力して、ジュネーブ条約に従って捕虜を人道的に扱っていると発表。
ラカイン州北部で、戦闘が13日に始まった。軍からの空爆、重火器の発砲が続いている。
ザガイン地域タゼー市では、市民側武装組織の合同部隊が、軍が占拠していた総合病院、総合行政局長事務所、第一高校を襲撃し奪還。
チン革命軍は、滑走路が建設されていたチン州の主要軍事基地を占領。
*カヤー州の州都ロイコー市では、カレンニー革命軍と軍事政権軍とが激しい戦闘を展開している。
10.27作戦から1か月の11月27日現在、 3同胞同盟と連合軍はシャン州で軍事政権軍拠点200以上を占領し、国境通関所4か所を奪還・解放した。

軍事政権の対応:
ヤンゴンでは11月に約300人の若者を逮捕。
11月27日からNationwide Operation開始との宣言に対応し、首都ネピドー防衛のためにマンダレーやバゴー、ヤンゴンなどから1万の兵が移動。シャン州に近いマンダレー地方域のメイミョーを含む全国的な軍事警戒警備を強化。すでに、ヤンゴン、マンダレー市内には、戦車、装甲車両、ドローン兵器が配備された。

ヤンゴン街頭で、反軍運動が行われた:
軍を離脱する兵士・警察官支援の「人民シェルター事業実施委員会」が結成され、1027作戦開始以来34名が避難を求めた。
民主活動家たちが、ヤンゴン市内で国軍兵士らに投降を求める演説を行い、三本指を掲げた。また、警備が厳重なヤンゴンのシュエダゴンパゴダに、国内や世界各国で闘っている同志たちと「ヤンゴンで再会しよう」という横断幕を掲げた。

人道危機が深まり、戦争犯罪が行われている:
軍の弾圧、攻撃を逃れた避難民キャンプでは、食料も教育・衛生環境も不十分。最近の戦闘激化で避難民が急増し、物資不足は深刻だが、国際社会の関心はガザ、ウクライナ に向き、支援は行き届いていない。
ラカイン州では、10月下旬から軍事政権軍とAAとの戦闘で市民計187人が死亡、負傷者は246人、新たに28万6,000人の国内避難民が発生。軍事政権軍は逃げ遅れた市民を拘束し、人間の盾として使う。
北シャン州で起きた戦闘で10月27日から11月27日までに、1歳から16歳までの子供26人を含む民間人72人が死亡、125人が負傷。新たに6万3,661人の地元民が戦争から逃れ、支援を必要としている。
北シャン州コーカン地域の人道危機は驚くべき規模に達している。この地域だけで5万人近くが避難しており、そのうち3万8,000人が避難エリアにいる。コーカン山脈では冷たい雨、風の寒い冬が急速に近づいているが、IDPsは簡易テントに閉じ込められ、ほとんど支援が届いていない。
ミャンマー全土にわたる軍事政権の空爆は、地元住民の学校、国内避難民キャンプ、病院を標的にしている。シャン州北部、カヤー州、ザガイン地域、チン州、モン州、バゴー地域で、空爆と重火器砲撃の犠牲になった子どもの数が40人に迫っている。
チン州で、軍事政権軍が投下した「大型クラスター爆弾」により子ども8人を含む11人が死亡。
シャン州で軍事政権軍が毒ガス爆弾を投下したと、TNLAが告発。

中国と軍事政権との関係に変化?:
ヤンゴンにある中国大使館前で、「テロ支援やめろ」と約50人の親軍政派が反中国デモを行った。
中国国営メディアは、軍事政権ではなく、ミャンマーの「関連する現地法執行機関」が、中国警察が要請した3万1000人の国境を越えた送還に対して称賛されていると報道。
中国人民解放軍南部戦区の陸軍部隊が、ミャンマーとの国境近くで実戦的な演習を実施。

ASEAN議長国インドネシアが「ミャンマー問題関連会合」開催:
ASEAN議長国インドネシアがミャンマー問題関連会合を開催し、「全当事者を含む対話の実現のための協議が行われた」と声明。
NUGは「春の革命の最新情報を伝え、自らの立場を正確に伝える目的で、ASEANでの個別会議に参加したが、いかなる場所・時点においても、いわゆる不法軍事政権の代表者を含むいかなる個人とも関与していない」と声明。

目   次

国内情勢

ヤンゴン地域内で若者が強制的に軍事訓練に参加させられるケースが相次いでいる。南ダゴン郡区レーダウンカン地区では軍第504ミサイル部隊がUSDP党員、地区行政長らと合同で日雇い労働に従事する若者を中心とする住民に軍事訓練に参加するよう圧力をかけている。別件で逮捕し強制連行されるケースも。

◆NLDはタニンダーリ地方域の国会議員5人からなる調整組織を結成して各団体の合意を得ずに暫定憲法制定準備開始法案を起草し、政治勢力から批判を受けた。2008年憲法は明示的に廃止されており、一党または団体による州立法権限の行きすぎは地方政治の独占である

◆21日、NUG第36回閣議、首相の発言:革命のすべての勢力はさらに団結し、NUGの人民防衛軍は増強され強力になっている。 同盟関係は、歴史を通じて存在した弱点について、時間をかけて理解しようと努めた。 ある程度の信頼関係は築けていると確信する。好機が到来している。政治的な準備も急ぐ必要がある状況だ

◆NUG報道官はDVBとのインタビューで、1027作戦開始以来、数百人の兵士が降伏し、NUGと抵抗勢力は協力して人道的に扱っていると述べた。「我々には軍の行動規範があり、捕虜の扱いについてはジュネーブ条約に従っており、負傷している場合には治療を施す」と。

◆22日軍評議会は、24日からマンダレー地域ピンウールイン市の寺院で開催が予定されていた仏教行事ダザウンダイン祭りを治安上の理由により中止する措置をとった。昨年はコロナ流行後、3年ぶりに開催され数千人が訪れたが、今年は恒例の熱気球の打ち上げ、ステージ、出店等全て中止することとなった。シャン州タウンジーで開催された仏教伝統の「タザウンダイン(Tazaungdaing)祭り」( ランタン祭り)は、復活したが軍管理下で人出はまばら。

◆Rangoon Scout Network (RSN)によると、ヤンゴンでは11月に約300人の若者が逮捕された。さらに、歩行者、夜遊びや外で飲酒している人、理由もなくサッカーボールを蹴った若者等の逮捕も始まっている。RSNは、ヤンゴンの軍事評議会に関連する現地情報を提供する組織で、NUG国防省にも情報提供をしている

ミャンマーの軍事基地内:戦争が激化する中、妻たちが見張りに立つ。ある妻は、「駐屯地の将校らは、軍が第1027作戦の開始以来「反乱軍側に毎日多くの殺害」を加え、同時に「多くの損失」を被ったことを認めた。 指導部からの圧力が高まる中、「幹部の間で議論が起き、命令が不明確になっている」と述べた。

◆25日、10月27日にいわゆる兄弟同盟(TNLA、MNDAA、AA)がシャン州北部で1027作戦と称して軍への攻撃を開始してから1ヶ月を迎える11月27日に全国規模の作戦Nationwide Operationへとフェーズを発展させる、と兄弟同盟が発表。全国各地の武装組織と連携し、軍に更なる攻勢をかける準備が整ったと述べた。

経済ビジネス

◆非公式レート: 1 米ドル = 3,400 チャット、公式レート: 1 米ドル = 2,100 チャット

人道問題戦争犯罪

◆NUGは、15日にチン州Matupi郡区Vuilu村で「大型クラスター爆弾」により子供8人を含む11人が死亡したと発表した。Vuilu村はMatupiから64km離れたところにある。

◆19日、シャン州北部ナムカン市のサカンティッ哨戒所をタアン軍TNLAが17日に占拠したことへの報復として軍が同哨戒所に毒ガス爆弾を投下。TNLA兵士は外傷を負わず目眩や呼吸困難の症状に苦しんでいる。国際社会から使用が禁じられている化学兵器であり国際犯罪にあたるとのTNLAの主張に対し軍側は使用を否定。4日にもラシオ郡区で、TNLAが地雷が敷設された軍の基地を攻撃した際、彼らは化学ガス爆弾で抗戦した。

◆13日から西部ラカイン州のミャンマー軍と少数民族の戦闘再燃で2.6万人が避難。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、国軍とAAの衝突による避難民は累計約9万人に達している。また、21日に発表した最新の状況報告によると、1027作戦開始から同日までの3週間強で市民計187人が死亡し、負傷者は246人に上った。新たに発生した国内避難民は28万6,000人

ラカイン州パウットー市で軍とアラカンAA間の戦闘が16〜17日にかけて激化。軍が再び市を制圧。逃げ遅れた市民約100人を拘束。戦闘で学校教員を含む住民少なくとも15人が死亡。病院内等市内に約200人が取り残されている。周辺の住民2万人程が村から退避。支援団体は軍の妨害で支援活動ができていない

◆軍の弾圧を逃れた避難民らのキャンプの話。食料も教育・衛生環境も不十分。最近の戦闘激化で避難民が急増し、物資不足は深刻だが、国際社会の関心はガザ、ウクライナ に向き、支援は行き届いていない。

ミャンマー全土にわたる軍事政権の空爆は、抵抗勢力を直接の標的とするのではなく、北部シャン、カレンニ、チン州、ビルマ中部にある地元住民の学校、国内避難民キャンプ、病院を標的にして、民間人死傷者を出している。 これは戦争犯罪だ。

◆22日、国連のハク事務総長副報道官は、10月下旬からミャンマーで28万6,000人以上が避難を余儀なくされていると、明らかにした。

◆MNDAAがラウカイに迫る中、コーカン地域の人道危機は驚くべき規模に達している。この地域だけで5万人近くが避難しており、そのうち3万8千人近くがBP 125エリアにいる。コーカン山脈では冷たい雨、風の寒い冬が急速に近づいているが、IDPsは簡易テントに閉じ込められ、ほとんど支援が届いていない

軍事政権による国民・財産への攻撃

◆ミャンマーの圧制政権が必死に生き残りを図る中、チン州南部への空爆がさらに強化される。軍事政権の戦闘機2機から少なくとも8発の爆弾が投下され、民間人2人が死亡、多くの民間人が住む教会や学校が破壊された。

◆1111作戦が始まった11月11日以来、革命軍と軍事評議会の間の戦闘は激化し、軍事評議会はさらに多くの重火器と空爆を使用した。 各地でクーデター評議会の空爆と大型兵器の発射により子供14人を含む少なくとも50人が死亡したことを報道するビデオ有り。

◆21日、軍が16日に最初に拘束したラカイン州Pauktaw郡区の住民224人のうち120人がAAによって救出された(ビデオ有り)。国連は22日時点でも住民500人が閉じ込められていると発表。23日AAは、軍が人間の盾として使用していた住民104人を救出したと発表。

◆シャン州北部での1027作戦開始からの3週間で軍による空爆と重火器砲撃で死亡した子供の数が40人に迫っている。シャン州北部で13人、カヤー州で9人、チン州で8人、ザガイン地域で5人、モン州で2人、バゴー地域で1人が犠牲に。チン州ではCDM参加教員が学校で授業を行っている最中に空爆があったという。

◆23日、タニンダリー地域ラウンロン郡ダビェーシャウン村を、70人程で編成される軍部隊が水路から進軍し襲撃。小重火器で砲撃した後、オートバイ21台、漁師の休憩小屋8軒を焼き、金目の物を持ち去った。住宅の壁には「PDF支援やデモを行えばもっと酷い目に合わせる」等の文言が書かれていた。

◆24日、軍がカラダン川からラカイン州Ponnagyunの、100以上の近隣の村にサービスを提供している市場に向けて砲撃を行い、100軒以上の店が全焼した。住民によると、消防士が消火活動を行う中、市場に到着した約100人の兵士らは、火が完全に消えていないのにその地域から避難するよう強制した。

◆25日、ラカイン州マウンドー郡カインジー村を軍が重火器で砲撃し住民1人が死亡。ラテダウン郡ライングイン村でも24日、同様の事案が起き住民1人が死亡。23日、ミンビャー郡ケータラーチャウンワ村で同様の事案が起き住民1人が死亡。22日、ミャウウー郡リーニンター村への同様の事案で住民1人が死亡。

◆25日午前中、バゴー地域ピュー郡イェードゥインゴン村とザヤー村に向け軍が飛行機から重火器で砲撃。イェードゥインゴンの民家に着弾し、60歳と65歳の女性が死亡。幼児1人、成人2人が負傷。ザヤー村でも住民2人が負傷した。国民防衛隊と軍との間で戦闘は起きていなかった。

◆26日午前6時半頃、シャン州ナムカン市マンナー地区を軍が戦闘機で空爆。住民男性1人が死亡。同日午前2時頃にも軍がナムカン郡マンアウン村を戦闘機で銃撃。子供を含む住民2人が負傷。タアン民族解放軍TNLAと軍との戦闘により多くの住民が村外に退避していたが村に残り塹壕の中に避難する住民もいた。

◆27日午後5時30分頃、軍事政権はラカイン州ブティダウンのロヒンギャ村々で砲撃を開始し、Sien Nyein Wai村でロヒンギャ民間人2名が死亡、5名が重傷を負った。 軍事政権は継続的な戦争犯罪、ミャンマー国民への人道に対する罪、そしてロヒンギャ大量虐殺犯罪に対する責任を負い、処罰されねばならない。

◆TWO (Ta Aung Women’s Organization)の調査によると、北シャン州で起きた戦闘で10月27日から11月27日までに、1歳から16歳までの子供26人を含む民間人72人が死亡、125人が負傷した。北シャン州では、この1か月で63,661人の地元民が戦争から逃れ、支援を必要としている。

平和的抗議・CDM

◆春の革命の展開にあたり、流血を可能な限り最小限に抑えることを目的として、テロ軍事独裁者の手から逃れるために立ち上がった軍兵士・警察官を支援する「人民シェルター事業実施委員会」が結成された。1027作戦開始以来34名の兵士/警官が避難を求め、22名が安全な場所に送られた

◆少数民族武装勢力及び市民防衛隊側が軍への攻勢を強める中、間もなく始まる市街戦を防御するために軍が都市部で取り締まりを強化。市民を恣意的に拘束している。こうした中一時期鎮圧されていた市民の抗議行動が再燃。国軍兵士らに投降を求め三本指を掲げる行動がヤンゴン市内で見られるようになった。

◆27日、”Octopus” (慈善青年組織) が、警備が厳重なヤンゴンのシュエダゴンパゴダの東斜面に、ヤンゴンを離れ、国内や世界の様々な国に赴いている革命同志たちと「ヤンゴンで再会しよう」という横断幕を掲げた。警備員らの扇動で近くの民間人が罵声を飛ばして追いかけてきたが、若者たちは無事逃走した。

武装抵抗・PDF・戦闘

◆18日、MNDAAが、ラオカイが戦場になるため中国人は帰国するようにと警告。

◆19日11:30am頃、連合軍とMNDAAは中国畹町に接するPanghsai(棒赛;ပန်ဆိုင်း)国境ゲートを攻撃し奪還することに成功した。これまで連合軍はChinshwehaw(清水河)やMonekoe(勐古;မုန်းကိုး)など3つの国境ゲートを奪還した。

北シャン州Kyaukme県Naung Cho郡区で、1027作戦の一環としてTNLAが占領したDopin警察署上空に、軍事政権の空爆で500ポンド爆弾が投下され、捕虜として捕らえられた軍事政権兵士4人が死亡、10人が負傷した。

◆カレンニー軍が撃墜した軍用戦闘機からパラシュートで脱出したパイロットの少佐が、カヤー州とカレン州の州境で逮捕された。ある農夫が、農場にいて食べ物を求める見知らぬ人に気づいた。その後、農夫は PDF に通報した。

◆北部同盟軍は20日までに、大小合わせて158か所の軍事評議会基地を占領し、依然として軍事評議会軍と戦闘を続けている。MNDAAは現時点では反攻を開始した軍に対して抵抗・攻撃をしており、コーカン傀儡集団の殲滅の準備を進めている。

ラカイン州では13日から戦闘が激化し、Rathedaung、チャウピュー(Kyaukphyu)、ラムリー(Ramree)の各郡区で、軍事政権が新たな軍事基地を設置・拡張し、それに伴って武器や人員も大幅に配備している。他の郡区でも、夜間パトロールと武器の発砲を行っている。

◆13日に始まったラカイン州北部の戦闘状況は、ここ2日間は平静を保っていたが、21日から再び激化している。Pauktawの町で正午からAAと軍事評議会の間の戦闘が再開された。軍からの空爆、重火器の発砲が続き、市民の逮捕も行われている。

◆MNDAAは、10月27日から北部同胞同盟による1027作戦をつづけ、コーカン地域のさらに3つの軍の前哨基地を占領し、北シャン州の大小合わせて161の前哨基地を占領した。マンダレーPDF、ビルマ人民解放軍(BPLA)、カレンニー民族防衛隊(KNDF)などの他の反抵抗勢力も、軍事政権との戦いで同胞同盟に加わった。

◆22日午前0時半頃から、ザガイン地域シュエボー県を拠点とする市民側武装組織の合同部隊が、軍が占拠していたタゼー市内の総合病院、総合行政局長事務所、第一高校を襲撃し奪還。軍側に死傷者が多数出た模様。また、逃走した兵士も。市民勢力は奪還した病院の医薬品も確保

◆チン革命軍は、滑走路が建設されていたチン州Lai Lin Pi市の主要軍事基地を攻撃し占領した。

首都ネピドーの防衛のためにマンダレーやバゴー、ヤンゴンなどから兵力がかき集められ1万の兵が移動しているとのこと。武装勢力の活動は、シャン州北部ならびにカヤー州で活発化しており、ネピドーでも防衛の準備が進められている。

◆MNDAA25日、シャン州北部ムセのチンサンチョ貿易ゲートを占拠したと発表。同ゲートでは23日、重火器による砲撃で停車中のトラック128台が焼失した。

◆27日、1027作戦開始の翌月、3北部同盟は作戦を次の国家レベル、ヤンゴン、ネピドー、マンダレーに移行すると発表。シャン州に近いマンダレー地方域のメイミョーを含む全国的な軍事警戒警備が強化された。すでに、ヤンゴン、マンダレー市内には、戦車、装甲車両、ドローン兵器が配備された。

◆NUG は、27 日の朝、TNLA と NUG が共同でマンダレー地方域マダヤー郡区にある軍事評議会軍事基地を占領したと発表。

◆3同胞同盟が10.27作戦を開始して1か月が経ち、ミンアウンフライン軍に対するあらゆる前線での攻撃が続いている。 連合軍はシャン州のミンアウンフライン軍の拠点200以上を占領し、国境通関所4か所、清水河口岸(Chinshwehaw)、勐古国门(MoneKoe)、棒赛口岸(Panghsai)、木姐金三角口岸(Muse)を奪還・解放した。

◆ミャンマー少数民族の武装勢力 一斉攻撃1か月 最大の転換期に | NHK

カヤー州の州都ロイコー市では戦闘が激しく、多くの省庁がカレンニー革命軍によって占拠されている。 軍の重火器の発砲で家々が火事になっている。

国際関係

◆19日、ミャンマーの軍政に対抗し、民主派が樹立した国民統一政府「NUG」 のジンマーアウン外相が、東京で在日ミャンマー人たちとの会合を開催。各国との関係構築や戦闘が激化しているミャンマー情勢について講演した。約200人が参加。質疑応答も実施した。より明確な支持を日本に期待。国家行政評議会と取引することなく、 日本はミャンマー国民を代表するNUGと外交関係を確立すべきであると述べた。また、浄土真宗東本願寺派の大谷光見法主やNGO関係者と意見交換。「NUGは支援の仕組みを持っている」として、人道援助は軍経由ではなくNUG経由で行うことを求めた。東本願寺ではミャンマーの平和を願う法要を行なっている。

◆19日、インドネシアのアチェ州で、ロヒンギャ族約500人を乗せた3隻の下船が許可された。16日に下船を拒否された約250人を乗せた船も含まれる。 UNHCRは、難民が海上で直面する困難を考慮して、接岸を許可するようインドネシア当局に要請していた。

◆TBS・JNN NEWS DIG-2023年11月21日(火) 00:26の報道によると、19日に50人ほどのグループがヤンゴンにある中国大使館前で、「テロ支援やめろ」とミャンマーで親軍政派が反中国デモを行った。

◆クーデター後の ミャンマー で市民への弾圧を拒み、日本に渡って難民認定された元警察官チョーサンハン氏が 日本外国人特派員協会で会見。人権侵害に無神経な軍や警察の精神構造を非難する一方、タイに逃れた家族が豪州のような安全な民主主義国で保護されるよう涙ながらに支援を求めた。「理不尽な体験をする中でも「自分は民主的な警察官でいたかった」と強調。自身や家族の危険は承知しつつも、沈黙はできず、職務を離れた」と。

中国国営メディアは、軍事政権ではなくミャンマーの「関連する現地法執行機関」が、中国警察が要請した3万1000人の国境を越えた送還に対して称賛されていると報道。中国語の報道ではこれを「特別協力」と表現している。

拘束3万人 ミャンマーから中国に移送。(映像)

◆ASEAN議長国インドネシアがジャカルタで20日〜22日、ミャンマー問題関連会合を開催。インドネシア副外相、ミャンマーの全土停戦協定署名済み武装組織と反軍勢力及び来年議長国を務めるラオスの代表が参加。5つの合意の履行や全当事者を含む対話の実現のための協議が行われた。このインドネシア外務省の声明に対して、NUGは次のようにコメントした。「国際社会はミャンマー危機へのASEANの関与を支持しているため、NUGは最新情報を伝え、自らの立場を正確に伝える目的で、ASEANと「グループ分けに基づいて行われる個別会議」でのみ関与してきた。しかし、いかなる場所・時点においても、いわゆる不法軍事政権の代表者を含むいかなる個人とも関与していない。」

中国人民解放軍南部戦区の田軍里(でんぐんり)報道官は25日、陸軍部隊がミャンマーとの国境近くで実戦的な演習を実施すると発表。軍事評議会のゾーミントゥン報道官は25日中国側から、中国・ミャンマー国境近くの中国南部軍区で軍事演習が実施されると通告されたと語った。

◆地元の中国国境警備隊が、中国と北シャン州の国境フェンス近くに避難している国内避難民に催涙ガスを発射。(ビデオ)

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19-27/NOV/2023 #WhatsHappeningInMyanmar

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