Year: 2021

国民統一政府(NUG)の国債

国債はNUG政府の収入源です。 それは主要な収入源として役立つでしょう。「春の宝くじ」と同じではありません。「ラッフルチケット」 と「春の宝くじ」は小さな募金活動です。これらは、要するに、短期間にできるだけ多くのサポートを受けようとする計画です。
特別国債は、NUG政府の緊急予算を満たすように設計されたプログラムです。 これは、より多くの収入を生み出すことを目的としたプロジェクトです。NUGは、緊急予算は8億ドルと見積もっています。

10月も支援できました。

5月にスタートし、以来、毎月、CDMに参加しているミャンマーの大学教員・職員への支援をしてきていますが、いつも、返事がくるまで落ち着けません。無事に届いているだろうか、捕まっていないだろうか、とても心配です。
幸い、10月の支援に、返事が届きました。
(以下、つづく)

人民防衛隊(PDF)は、どのような活動をしているか?

FA Burumese『「RFAフォーラム」「PDFと公的相互支援」』の要点を日本語に翻訳して紹介します。
PDFがどんなように活動しているのかについて、日本の方は知る機会が少ないのではないでしょうか。
この動画では、軍隊がどのようにしてザガイン地方域カレー市とカヤー州の住民を抑圧しているのか、それに対してカレーとカヤーの人民防衛隊 (PDF) がどのように地域住民を守っているのか、その時どんな困難があるのかについて、PDFの2人の若者が説明しています。

在日ミャンマー人として

2021年2月1日、ミャンマー国軍の不当なクーデターが起こった日から国民の希望が失われたまま、光がずっと消えてしまったままの現状が続いて9ヶ月間経ちました。
ミャンマーの国民は一ミリも国軍に希望をもってていないし、許したりもしません。
ミャンマーの国内の国民も国外の国民も、革命し続けます。
国民一人だけ残ったとしても、革命は続けるつもりです。
国内の革命をなさるPDFと国外で革命をなさるPDFも諦めず、国軍に絶対に勝ってみせます。

第39週目 (10月25日~10月31日) 日誌

10月26日から28日にかけてASEANサミット(首脳会議)が開催されました。国軍最高司令官ミンアウンフラインの出席を拒否された国軍側は参加せず、国軍側に合意事項の履行を求めるASEAN議長声明が発表されました。また、米国国家安全保障問題担当の大統領補佐官がNUGのドゥワラシラー大統領代行およびジンマーアウン外相とオンライン会談を行ったこと、チェコ共和国の首都プラハにNUGの駐在員事務所が開設されたことは、国際的にはNUGが国軍に道徳的に優位に立っていることを示しているようです。ミャンマー国内では、北部で数週間前から国軍による大規模な「クリアランス作戦」がつづいていましたが、ASEANサミットが終わったころ、国軍はチン州Thantlangで200を超える家屋やその他の建物を襲撃しました。そして、町の中心部でロケット推進手榴弾を発射して大規模な火災を引き起こし、2つの教会を含む164の家屋・建物を全焼させました。ザガイン地方域では、PDFメンバーを倒すため、「A-Long-Min-Tayar special military operations」という作戦をはじめています。自衛のPDFは国軍に抵抗し、大きな損害を国軍側に与えていると報告されています。

第38週目 (10月18日~10月24日) 日誌

国軍による大規模な「クリアランス作戦」が、チン州、ザガイン地方域でつづき、地元の防衛部隊が激しく抵抗し激戦が行われています。先週、ASEANが10月26-28日に開催する首脳会議の出席者からミャンマー国軍のトップ、ミンアウンフライン総司令官を除外することで合意」 したことに対し、国軍は2つの反応をしました。ひとつは、18日朝、各地刑務所に収容していた5,634人の被拘禁者の釈放を発表し、同日、実施しました。各地刑務所前には、かけつけた家族らが出迎え、抱き合って喜んでいました。とはいえ、これは、国軍が心を入れ替えたからではなく、国際的な圧力のために行ったものです。実際、同じ日に、釈放した政治犯のうち110人を新たな容疑で再逮捕し、また、街頭行動を行った20人を新たに逮捕しています。もうひとつの反応は、ASEAN首脳会議からの除外は受け入れられないとの声明を出したことです。

ミャンマー「春の革命」歌

クーデター以後、クーデターに反対し、民主主義を求めるミャンマーの人たちは、さまざまな歌を歌って抗議しています。
よく歌われている4曲と、ミャンマーの人びとの戦いを支援している日本人が歌う歌を紹介します。
 (1) 許せない;ကမ္ဘာမကြေဘူး
 (2) 要らない;အလိုမရှိ
 (3) 血の忠誠心;သွေးသစ္စာ
 (4) 舞台上のZ世代;ဇာတ်ခုံပေါ်က Generation Z
 (5) 民衆の歌;Do you hear the people sing?

当会の協力者が歌詞を日本語に翻訳してくれました。

第37週目 (10月11日~10月17日) 日誌

国軍による大規模な「クリアランス作戦」が、チン州、ザガイン地方域ではじまり、激戦がつづき、民間人への被害が出ています。地元からの情報では、国軍側に損害が出ており、報復に民間人への銃撃や拘束を行っています。国軍に拘束されているウィンミン大統領が裁判で、2月1日に国軍高官によって辞任を強要されたが拒否したと明らかにしました。これに対し国軍は、アウンサンスーチー氏とウィンミン氏の代理人である弁護士がメディアや国際NGO、外国政府等と接触することを禁じました。ASEAN特使が11-14日にミャンマーを訪問してアウンサンスーチー氏との面会を要求しましたが、国軍がこれを拒否したので、特使訪問は中止となりました。10月15日、ASEANはオンラインの緊急外相会議を開き、「10月26-28日に開催する首脳会議の出席者からミャンマー国軍のトップ、ミンアウンフライン総司令官を除外することで合意」 しました。「内政不干渉」 を原則としてきたASEANにとっては異例の決定です。

世界一、高いウクレレ

ミャンマーの「春の革命」支援のために、ミャンマーの有名なアーティストであるキャーポッウが、ドゥードゥルアート (doodle art) で描いた「ウクレレ」を、10月16日にオンラインでオークションに出品しました。ちなみに、今まで世界でいちばん高いウクレレは1930年にJohn D’Angelicoが作ったウクレレでした。このウクレレは、2007年にeBayで26,000USドルで落札されました。

第36週目 (10月4日~10月10日) 日誌

激戦が続いているチン州、マグウェ、ザガイン地方域で、国軍による大規模な作戦が週末に開始される兆候があり、インターネットが遮断されているこれら地域で、民間人への深刻な被害が心配されています。10月26日にASEANサミットが予定されていますが、国軍がASEAN決定の5項目を遵守せず、ASEAN特使のNLD指導者との面会を拒否しているため、この会議に国軍指導者を参加させないことが検討されています。フランス元老院が全会一致でNUGを承認する決定を可決し、欧州議会はNUGおよびCRPHを合法的な政府と議会として受け入れることを決定しました。日本外務省が8月下旬以降、数回に分け、国軍の求めを受け5人に外交の在留資格を付与していたことが明らかになりました。

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